74回 TOPIKⅡを受けてみた

1か月遅れで実施されたTOPIK

 

こんにちは。ソウルでマシルのハッシーです。
今回は新型コロナ第3波の中で実施された韓国語能力試験(TOPIK)に参加してきたので、
それについてご報告を兼ねて、TOPIKⅡについて対策法をシェアしたいと思います。

 

 

 



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74回は1度 日程が変更に

 

今回のTOPIKⅡ、韓国内だけで実施する予定の試験ではありましたが、当初の実施日程は1月10日(日曜)でした。
韓国では新型コロナの感染拡大がかなり統制されているおかげで、事態はおちついているため、私も何も考えずに予定どおりに実施されると思っていたのですが、ご多分にもれず第3波が襲ってきて感染者が増加した結果、12月の後半にはテスト実施の延長が決まりました。
私のように受験手続きをしていた人には、携帯電話のショートメッセージで案内があり、2月7日に変更。

 

それまで私は、TOPIKⅡの試験が終わったら1度東京に行きたいな~なんて、のんきなことを考えていたのですが、現実は再び深刻となって、東京行きも霧散。
潔く東京行きを諦めて、1月はおとなしくソウルにいることに決めました。

 

結論から言うと、ソウルの一部受験会場は、直前に新型コロナ感染者の“濃厚接触者”が出たということで閉鎖、試験が中止となったのですが、
私が受験した会場は問題なく実施となって、寒い風の中を地下鉄を乗り継いで出かけてきました。
まあ… 直前に中止というのも、当事者には非常に大変な出来事ですが、もともと韓国内のTOPIKⅡの会場は供給不足の状態が続いている中で、ソウル市内での受験会場に申し込めるのはとてもラッキーなんです。
だから直前で中止となった受験者は、相当なショックだったと思います…。

 

私の場合も、受付開始日の9時10分ごろにサイトに入ったけれど、すでに団体受験なのかソウル市内の受験会場はほぼ満席となっていて、結局は京畿道にある会場を受験することになったのでした。
その受験会場は、最寄りの駅から地下鉄を乗り継いで、最後にタクシーに乗るなど、到着までに実に2時間。寒いし、新型コロナの予防のため、室外で列に並んで、熱を測ったり消毒したり大変でした。

 

 

 

今回のテスト内容は?

 

前回の受験から、すでに2~3年はたってるのですが、
結論から言うと、ある程度の実力なら解けそうな問題から、ほぼネイティブでも迷うような問題まで、難易度が多少上がったイメージでした。
特にA、B、C、D、Eの5つに分けて順番が入れ代わっている一つの内容の文章を、順番どおりに入れ替える問題。

 

これは韓国語の読解力ももちろん必要ですが、自国語での文章力なども重要になってくるレベルの内容でした。
4番目に来る文章の番号を解答欄に書け、というもので、何回か文章を繰り返して読んでいるうちに、4番目に来そうな文章が1つでなく、いくつもありえる感じがしてしまう…。

 

むしろ全体を1回か2回だけ読んで、パパッと順番を決めたほうが正解なのかもしれませんが、
妙に“こういうつながりもあるな~”とか、“もしかして、こんなワナか?”などと考えてしまうと泥沼にハマることになりそう。
次回もこの手の問題はずっと出されるようですので、かなり練習問題をこなしておいたほうがよさそうです。

 

 

 

ところでなぜ私が受験したのか?

 

数年前にもTOPIKⅡを受験して6級を取得している私。
なぜ、今回も厳冬の真っ最中に受験をしたのか。
これは以前にもコチラで書いたことがあるのですが、外国籍の人で韓国語教師2級を取得申請する人は、TOPIKⅡ6級の有効証明書が必要なのです。

 

TOPIKⅡは、大学留学やビザの延長などにも必要書類とされますが、韓国語教師2級の取得にも必要な書類となります。
しかしその有効期間が、合格日から2年間なので、それが過ぎてしまっている私は韓国語教師2級の資格申請のために、今回の受験となったわけです。

 

実際のところ、もともと韓国人として生まれた人でも結婚や移住などで外国籍になった人も多い韓国では、
海外で韓国語教師をするために韓国語教師2級を取得する人が多いのですが、そんな人もこのTOPIKⅡを受験します。
私の教師仲間の知り合いで、今はスイス国籍の方ですが、見た目も話す言葉も完全に韓国人ネイティブでもTOPIKⅡを受験していました。
ちなみにその方は事前にバッチリ勉強していて、쓰기も含めてほぼ満点…。
私は残念ながら、前回の受験で듣기 읽기のみが満点…。
まあ、しかたないか。十分にうれしいことと自分を褒めたいと思います。

 

 

特に作文にはいくつかのポイントがある

 

さて、上でも書いた問題の쓰기。
小小論文、とでもいいましょうか。
1つは200~300字で出題内容の分析(原因と今後の展望など)を記載する問題と、もう1つは600~700文字で自分の意見を書く問題が出ました。

 

表記上の細かいルールがあるのは、TOPIKⅡの問題集などで勉強したことがある人はご存じだと思います。
それは大幅に間違えると減点の対象となりえますが、それよりも本題の表現などに気を配るべきです。

 

文章の中に高級で習う言い回し(慣用句)や、難しい漢字語の語彙、それ以外には“~でないとは言えない”などと
ちょっと回りくどい感じでも高級そうに見える(?)表現をちりばめてみるようにしましょう。
これが採点上の大きなポイントになるんです。

 

これは、私たちが韓国語教師の教育科目の中でTOPIK教育法というのがあって、そこで教わる内容なので確かです。
(誰も疑ってないのに妙に信頼性の高さを訴える… 笑)

 

ただし、これはテーマによって使える慣用句などは限定されてしまうので、
できるだけいろいろな慣用句やちょっと高級そうな表現を勉強しておきましょう。
ここはむしろ、直前にいくつか覚えて頭に入れておくのも有効な手段だと思います!

 

 

陰ながら応援!

 

 

あとは文章を書く練習をするのみ!

 

さて、多少の要領もシェアしたところで、
“私も6級を取らなきゃだけど、んなことできるかな…”と思ってる、そこのあなた!
大丈夫、必ずトンネルは抜け出せます。
とにかく通勤電車の中などで、できるだけ1つ1つ丁寧に文章構成を考えるなどの練習を繰り返して見てください。

 

実際に手書きで練習するほうが、PCで打っていくよりも身につくとは思いますが、
それができない環境の場合は、できるだけ1つ1つの単語を意識しながら作文する練習をしましょう。

 

 

今回はTOPIKⅡの出題傾向と対策についてシェアしてみました。
ちなみに今回は、テストが終わって帰る道すがら、“TOPIK受験後、発熱やせきなどの症状が出たら最寄りの保健所へ”とメッセージが来て
むしろビックリしました。

 

ではまた!

 

 

 



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