【慣用表現】~눈~ 目に関する慣用表現

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目を使った慣用表現

 

こんにちは。ソウルでマシルです。
ソウルもすっかり桜が咲きました。“あっ!”という間に桜が咲いて、知らない間に満開になってました。
ちなみにソウルの漢江南側基準です。

 

さて。
韓流好きな皆さんは、すでにご存じのことと思いますけれど、最近テレビでもよく言われているのが
“깻잎 논쟁”です。“エゴマ論争”と直訳されるかと思います。
それは何なのか。今さら誰かに聞けないという方のために、私の意見も取り混ぜて、ここで少しシェアしたいと思います。

 

 

一言で言ってしまえば、恋愛観に関する心理テストの一種だという感じです。
例えばA子さんと仲良しのB子さんがいたとします。A子さんの彼氏C彦さんが来て、3人で一緒に食事をした時、
エゴマの醤油漬けがおかずにあって、それをB子さんが箸で取ったけど、何枚も一緒にくっついてきて困っている時、
C彦さんが箸でお手伝いするのはありか、というお題です。

 

 

基本的に、食べ物を2人が箸で取り分けることは絶対にしない日本育ちにとって、
このお題自体があり得ないので、日本育ちには適用できないテーマですが、韓国人は普段から箸で食べ物を一緒につかむので
それを利用して、友達と自分の恋人の間に異性間の交流が生まれるのはオーケーか?という価値観を話すお題なのです。

 

 

トーク番組を見ていると、ごくたま~に“平気”という人がいます。
特に男性は“単純にエゴマの醤油漬けは何枚も一緒に食べるとしょっぱいから”とか言い出す人もいて
男性と女性は、異性間の交流に対する考え方も差があるなあ… と感じたものです。

 

今回は目(눈)という単語が入った慣用表現をいくつかご紹介しましょう。

 

 

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눈독을 들이다 [目を付ける]

 

日本語で言うところの、悪いイメージではなく、いいイメージで主に使う表現です。

우리 담임 선생님은 똑똑한 서현에 눈독을 들이고 있어고 많이 지원을 해주셨습니다.

 

 

눈 밖에 나다 [信頼を失って憎まれる]

直接的な表現なので、覚えやすいかと思います。

김 과장님이 큰 실수를 연속으로 해서 이 부장님 눈 밖에 나서 중요한 일을 할 수 없게 됐습니다.

 

 

눈살을 찌푸리다 [眉をひそめる]

 

話を聞いて眉をひそめるような気分になる場合に使う表現です。
少し文学的というか、完全に楽な会話ではあまり使わないかもしれません。

버스 정류장 가까운 장소에서 담배를 피우는 사람을 보고 눈살을 찌푸리게 되었다.

 

 

눈에 불을 켜다  [目を見開いて]

 

明らかに目つきが変わる場合によく使う表現です。食べ物を見て、好きな事や物を見て、急に目つきが変わる時によく聞く表現でしょう。

인터넷 쇼핑 사이트에서 좋아하는 옷을 사려고 눈에 불을 켜고 찾고 있어요.

 

 

눈을 붙이다 [目を閉じる=眠る]

 

ドラマ、特に時代劇で耳にすることがある言葉かもしれません。少し寝て休みなさい、という時に“잠깐 눈 붙여”などという表現を聞いたことはあるでしょうか。
普段でも、旅行にいって少し休む時などに使う表現でもあります。

오늘은 너무 피곤하니까 눈을 좀 붙여요.

 

 

눈치가 빠르다 [機転が利く=空気をよく読む]

 

この表現は、ドラマだけでなく普段の会話でも、バラエティーなどでもよく使う表現ですから、聞いたことのある方は多いかもしれません。
反対の表現は눈치가 없다で、気が利かないという表現もまた、よく会話の中に出てきます。

우리 집 강아지는 눈치가 빨라서 식사 시간이 되면 엄마 주위를 계속 맴돌아요.

 

 

今後も慣用表現や擬声語・擬態語などを気長にシェアしていきたいと思います。
それでも韓国語検定だけでなく、普段の会話にも役立つかと思いますので、時々はのぞいてやってくださいね。

 

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それではまた!

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