精神がない時は精神を整えて
精神がないとは、どういう感じ?

こんにちは。ソウルでマシルのハッシーです。
ソウルもすっかり初夏の雰囲気です。今年は5月がとても涼しく(?)過ごしやすかったおかげで、6月に入って30度超えの天気は体が驚いている、という感じがします。
東京もいよいよ梅雨に入ったようですね。
何の脈絡もありませんが、少しお休みしてしまったところで、
韓国語の慣用句について、今回は少しシェアさせていただきたいと思います。
以前、キツネと熊についてシェアしたサイトはこちらからどうぞ。
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わりと直接的な表現が多い韓国語
今回は、“정신(精神)”という言葉からシェアしたいと思います。
韓流ドラマなどで“チョンシン…”という言葉を耳にした方は多いかもしれません。何かで大忙しの時や、慌ただしい状況の中で、きちんと考えて行動できないような状態の時、自分の気分を称して“정신이 없다(精神がない)”と表現します。
私の経験でいうと、かなり以前にゴルフに行った時、私のティーショットを先輩が撮ってくれていて、それを後日、みんなで見た時のことです。まっすぐ打たなきゃ、という思いで集中していた私がポジションを取って足位置を前後させてるうちに、所定のラインを踏んでしまっていたことにも気づいていませんでした。
それを見ていた先輩が、“정신이 하나도 없다(精神が一つもない)”と表現したのです。そう、私が位置を取ることだけに集中するあまり、ラインを踏んで前に出すぎてることに気づかないことを指して、そう表現したんですね。表現の使い方としては分かっていただけたでしょうか。
ちなみに、今回使ったイメージ写真ですが、韓国の市場でよくある商品陳列です。
何が何だかよく分からない、系統立ってない(失礼)並べ方と色合いは、良くも悪しくも“정신이 없다”という感じがします。
(そんな中でもきちんと商品は整えられておいしそう)
直訳できる単語でも、ニュアンスは違うことがある
では逆に“精神がある”とは言えるのか?という疑問が湧くかと思います。が。
残念ながら“정신이 있다”とは単独では使いません。その代わり気持ちをしっかり持つ、というニュアンスで“정신 차리다(精神を整える)”という表現は使います。
韓流ドラマで、何か大ショックなことが起きてぼう然としている主人公に、友達が정신 차려と言い聞かせる場面がよく登場しますが、まさにこの表現です。
それ以外に、敢えて言うなら、何かありえない失敗をしてしまった場合、先輩などから“あなた気は確か? しっかりしなさい”的な言い方をする時に“정신이 있는거야 없는거야? 정신 차려!”というふうに使われることがあります。精神があるのか、ないのか。しっかり整えなさい、という言い方ですから、文字どおりの表現という気がしますね。
ソウルは3~4日おきに雨が降る妙な天気が続いています。
本来、ソウルの梅雨は東京より短く、始まるのも遅いのですが、温暖化の影響でしょうか、すでに湿気を感じる日が始まりました。
夏と言えばツルツルッと喉ごしのいい麺類、特に平壌冷麺や、鶏肉を裂いて入れたチョゲククス、日本風のざるそば、お刺身を冷製スープに入れて食べるムルフェなどが食べたくなる季節です。
ではまた!