韓国で変わりつつある食習慣
新型コロナの影響が決定打に

こんにちは。ソウルでマシルのハッシーです。
ソウルはまだ梅雨に入っておらず、最近では最も遅い梅雨入りとなりそうです。
海外渡航が少し緩和されるかと思いきや、
デルタ変異株のせいで、なかなか感染者数も減らず、相変わらず海外への渡航環境は改善されません。
私としては、残念この上ないって感じですが、しかたありません。コロナが勝つか、人類が勝つか、根比べ?とにかく頑張りましょう。
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以前から流行していた혼밥 혼술がさらに進化
最近、韓国では食に関する番組で、今までとは違う表現を耳にするようになりました。
それは“新しい習慣、別々に取って食べる習慣”というもので、日本でも韓流料理番組で有名なペク・ジョンウォンさんがよく口にする言葉です。
ポイントはズバリ1つ。
みんなで同じお皿をつつかないで、自分の食べる分を取り皿に取って食べよう、というもの。
そんなの当たり前じゃん。と思う方もいらっしゃるかと思いますが、韓国旅行に慣れている方や、韓国料理をよく食べる方ならご存じのはず。韓国料理は1つの料理を1つのお皿に盛りつけて、各自が箸で直接取り、口へ運んで食べるのが伝統的な食べ方です。
本当に少し前まで(実は今でも?)、取り皿に取って食べるという食べ方をすると、仲のいい友達の間では“情がない感じだ”、“よそよそしい”などと言われたようです。
しかし、ここ数年でお一人様の食事が若者の間ではやったおかげで、そういった親しさを強要するような(?)行動は、特に若い層を中心に影を潜めつつあります。メニュー自体も韓国料理よりは、洋食や和食の流行によって、各自で取り分けて食べるようになったため、結果としては衛生的になった、と言えます。
찌개 전골などの食べ方に変化が
上でも少し書きましたが、特に韓国料理の中で鍋物の料理を食べる際に、ギョッとした日本育ちの人は多いかもしれません。かく言う私も、グツグツ煮ているお鍋に自分のさじをつっこんでグルグルとかき回し、それをダイレクトに自分の口に運ぶ韓国人の知り合いを見て、内心”どうしよう…。これを私も食べなきゃなの…?”と葛藤したことを覚えています。
でも、昔はそんなことを嫌がる人こそ“変わった人”という雰囲気で、そこに衛生観念などを持ち込む人は(韓国人の中には)誰もいませんでした。それを忖度した私が勝手に我慢して一緒に鍋にさじをツッコんで食べた、という結果になったのです。
現実的には、家族や本当に親しい友達なら、この先に新型コロナが落ち着いても、こんな食べ方はすぐになくならないかもしれません。
これは一種の親しみや心を許している行動の1つでもあるので、何でも個別にしようとすると変に距離感を作る可能性があるからです。でも、それ以外、とくに우리の外にいる外国人と鍋物を囲む場合は、こういう食べ方は消えるだろうなと思います。
そうはいっても急に変わらない部分も
まあ、そうはいっても人間関係や食文化は一気に変化させるのは難しいもの。
鍋物などは上に書いたように個別の取り皿で取って食べるようになるだろうし、韓国では今、日本のランチ定食みたいに小鉢で自分が食べるお料理だけをトレーにのせて食べるようなスタイルが大流行しているので、“私の分”という食べ方は定着すると思います。
しかしですね。
韓国はよくもあしくも情の厚い人たちの国。
例えば飲み物やお酒などのコップを共有する場合がかなりあるのです。つまり1つのマグカップで誰かがコーヒーを飲んでいて、そこへ親しい友達が現れたとします。その友達は、何かを話しながら、やみくもにマグカップを手に取って、コーヒーをグッと一口飲む、みたいなことがざらにあるんです。
飲まれたほうも、わりと何も言いません。(それは、その人も逆の立場ならそうするから)
この場合、日本でよくいう“間接キス”みたいな状況になるわけですが、これは… 簡単にはなくならない可能性が高いです。
それは衛生的かどうかということより、その友達とどれだけ心を開いているかが基準になるので、つきあいが長ければ長いほど、そういうことは何も感じない(と見える)みたいです。これは、悪く言えば非衛生的だと言えるかもしれませんが、よく言えばとても親しいんだな、と見えます。
以上、新型コロナの最中に変わりつつある韓国人の食事マナーでした。
ではまた!
こんにちは。五十肩からここにたどりつきました。韓国では良い治療法があるかも、と。ハッシーさんの記事、面白いです。韓国には、50回以上訪れていますが、住んだことはありません。日本人からの疑問や韓国人の本音の部分がとてもよくわかります。ワクチン前に血圧をはかるとか、なかなか、面白かったです。これからも色々と記事を書いてくださいね。
田形さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ブログ更新は休んでいるので、お返事が遅れてしまいました。すみません。
コメントにとても力づけられて、また頑張ろうと思います。またお立ち寄りくださいね!