2020年 秋夕です
今回は動けない
こんにちは。ソウルでマシルのハッシーです。
遂に、というかすっかり、というか、秋になりましたね。
ソウルも朝夕は13度くらいまで下がるようになりました。
でも、昼間はまだ25度くらいまで上がって、日ざしがかなり強いので、昼間に動き回る人は日焼けに十分な注意が必要です。

そんなことを考えている間に、今年ももうすぐ秋夕がやってきます。
日本でいうところのお盆などに近く、中秋の名月、つまり満月の日が秋夕で、1年の豊壌を祝い、この日だけは家族とおいしい食事を取ってゆっくりと過ごす、ということで、ふだんは都会で生活している人も両親が待つ故郷に戻って過ごすのが恒例です。
しかし、今年の秋夕は、ご存じ新型コロナウイルスの感染拡大のせいで今までにない様相となっています。
まず、地方の実家に帰らない人が相当数いるということ。
新型コロナウイルスは高齢者に感染すると症状が強く現れる可能性が高いので、ふだん都会で動き回って生活している若い世代が、感染に気づかずに故郷に帰ることはリスクが高い、ということをニュースでは繰り返し報道していて、今回だけはできるだけ移動を控えるべきという風潮です。
一見、悲しいな…、と思われがちですが、これはある意味で喜ばしいと思っている人もいるのです。
それはお嫁さん。そしてさまざまな事情で故郷に帰ることに消極的な人。
お嫁さんは、配偶者の実家に帰ることになるので、ふだん以上に家事や料理をする可能性が大。
御墓参りや祭祀、親戚を呼んでの食事などがあるわけですから、ジッとしていられるわけもなく、お嫁さんとしては秋夕と正月の帰省が憂うつになるのもうなづけますよね。
というわけで、今回のように正々堂々と帰省しなくていいなんて、お嫁さんにとってはありがたい(?)お話ではないかと思います。

(これは韓定食の一例)
それとさまざまな事情で帰省し消極的な人にとっても、今回の秋夕は気楽な連休となりそうです。
では、どんな人が帰省に消極的なのか。
まずは経済的な事情で帰省したくない人。いろいろな理由があると思います。
それから妙齢なのに、まだ未婚の人。こちらは両親だけでなく、親戚からも面と向かって“結婚はまだか”“なぜ結婚しないのか”と聞かれ、無視するわけにも行かず、ストレスになるわけです。
最近のシングルズは、こういった連休には海外旅行に出てしまうことが多いのですが、今年の秋夕はそれもできないので、そこはちょっとつらいですね。
大型連休があると、個人旅行で行くよりも団体のツアー旅行に入って、自分だけでは行きにくい国へ出かける人がかなり多いのが韓国人。
日本や米国、東南アジアには個人旅行で行くのですけど、欧州や中南米、アフリカに短期間で効率よく回るには、やっぱり団体ツアーが一番ですよね。そういうわけで韓国では秋夕や正月の連休時、一斉に海外脱出をはかる人がかなり増えています。
とにかく、今回の秋夕は今までにない特別な秋夕になりそうです。
私も、いつもは東京に帰るか、違う国に旅行に行くことが多い(特に秋夕は季節がいいので)ですが、今回だけは旧交を温めることにして、ソウルで過ごすことに決めました。
こんなことを書いているうちに、NHKで10月から日本が海外からの渡航者の受け入れ制限を緩和するというニュースが。
もちろん、だからといってお気楽にウロウロすることはお勧めできませんが、どうしても海外渡航が必要な人や、日本で用事がある人などは、これまでよりは勇気が出るかも?と思います。
最後にこんな時のご挨拶フレーズを。
추석 잘 보내세요.
좋은 한가위 되세요.
それではまた!