手に関するお話
手が大きい?
こんにちは。ソウルでマシルのハッシーです。
今日は手に関する表現についてシェアしたいと思います。
韓国語中級くらいになると、손이 크다という表現を勉強する時期ですよね。
日本語の“顔が広い”と同じように、本当に顔が大きかったりするわけではなく、笑
知人が多い、人脈が広いなどという意味で使われるのと一緒で韓国語の손이 크다は、
本当に手そのものが大きいのではなく、何かを作る時に1回に作る量が多い、つまり太っ腹、と言うような意味で使われます。
손이 크다はちなみに、いい意味で使われます。
家族や親族が多い家のおばあちゃんは、こういうタイプの人が多く、毎年キムジャンには大量のキムチを作っては、結婚して独立している子どもの家の分といって分け与えたり、祭祀でお供え用の料理を大量に作ったりする話は、よくあります。
そして体調を崩しちゃって寝込んでる、というオチがつくことが多いのです…。
私も最初は実感もなく、“へえ、すごいね”くらいに聞いていたのですが、最近になって何回か知り合いとキムジャンをしたり、韓国語教師の集まりなどでお手伝いをしたりしていると、体力的に本当にしんどいな、と思うような量を作るので、その大変さを実感しつつあります。

さて、次にシェアするのは손 맛という表現です。 손 맛이 있다、または 손이 맛있다 という表現をよく使うのですが、日本語で簡単に言ってしまえば、“料理上手”または“料理が上手な人”という意味合いです。
これは、単純に料理が上手、という感じとちょっと違うかなと最近になって強く感じました。
特に最近になって受け入れられ始めた西洋や日本、東南アジアの料理が上手か否かはあまり当てはまらないようで、韓国料理に関してのみ当てはまる感じです。
最近のことですが、知り合いの家で食事にお呼ばれして、家庭で食べる一般的な韓国料理をごちそうになった時、その後の帰り道でほかの知り合いが、“그 집 부인은 요리를 잘하는데 손 맛은 없는 것 같다”と言っていました。
これはつまり、今回 招いてくれた家の奥さんはひととおりの料理を上手に作るんだけど、味わい深かさとかはない…、そういう意味かなと思いました。

(チゲなど煮込む料理は味の差が出やすいかも)
残念ながら韓国料理については、そのちょっとした味わいが大事なようで
料理の手間を考えると、素材本来の味わいを生かした料理が多い日本料理に比べて、下ごしらえからヤンニョムの準備、煮込む時間などに手間がかかる韓国料理は、どうしても料理する人の実力(?)の差が出てしまう感じがしますね。
皆さんも、個人が経営していて長く続いているようなお店を探して、
そのお店独特の味わいを楽しんでみてください。
意外に地方や、ソウル郊外に多いですよ~!
ではまた!