東学のアリ?蟻?
現代によみがえった東学?
こんにちは。ソウルでマシルのハッシーです。
新型コロナウイルスの拡散で、健康だけでなく経済活動にも深刻な影響がもたらされていますね。
日本でも、人々はさまざまな努力を各自ができる限り行っていると思います。
韓国でも同じようなことが行われているのですが、その中で今回は“東学アリ運動”についてご紹介したいと思います。
“何それ?”と思う人は多いかと思います。
ではまず、現在の韓国の経済状況から。
韓国では個人の株式運用が大変に盛んです。それは新型コロナウイルスの拡大とは関係なく、
かなり以前から特に独身で金銭的に余裕がある男性を中心に株式投資が行われてきました。
その割合は、日本と違って機関投資家にも負けないくらいの割合と言われており、会社での仕事もそっちのけで、ケイタイアプリを朝から見続けている人がいるくらいです。
ところで、その株式市場は新型コロナウイルスの急激な拡大があった今年の2~3月に一時的な急落を記録した韓国の株式市場。その時は外国の機関投資家が大挙して資金を引き揚げているとか、韓国企業が資金不足に陥ってるとか、そういう噂が巷に広がって社会不安が広がりました。
しかし、それは裏を返すと投資家には絶好の買い時とも言える株安市場になるわけです。
こんな時こそ株式を買うには絶好の好機である、という話はネットを中心にまたたくまに広がり、今度は借金をしてまで株式を買う人が続々と現れたのです。
その人たちは、ただたんに株式投資で自分の資産運用をしようというだけでなく、外国の機関投資家が引き上げたからといって韓国の株式市場、引いては韓国経済をこのまま低迷させるわけにはいかない!という愛国精神と、小銭を手軽に稼げるという2つの思いから、一種の”買い支え”が行われたのです。
実際、その頃は私の周囲でも“今が絶好の買い時だ”と言う人がいましたし、本当にこれを機会に株式投資を始めた人もいました。その結果、どれだけ得するかというのは、すぐに結果がでるわけではないので、今はまだ何とも言えない状況だと思います。

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さて、そういう背景で、愛国精神から韓国経済を守ろうと立ち上がった民草、1人1人の国民のことを“働くアリ”から개미と呼ばれ、19世紀後半の朝鮮半島南部を中心に発生し、一般民衆の団結と啓蒙をはかった東学という宗教をそのまま使って、2つをプラスした“東学アリ”が今の韓国株式市場、ひいては韓国経済を下から支えるという意味で使われるようになったのです。
実際に、韓国の株式市場はかなり活発で小口の取引が盛んですし、さまざまな運用を学びながら少しずつやろうというプライベートな集まりや勉強会、活動がとても盛んです。
そんな“民草”の人たちはどうやってグループ化していくのか。
先ほどは男性の個人投資家が多いということを書きましたが、大学や高校の同級生という繋がりが最も大きなグループ分母だと思います。
それ以外には、毎日顔を合わせることになる職場で知り合いになった人々。こういう人たちはたばこを吸いに建物の外へ行ったついでに、そういう情報交換を濃密に行うみたいです。
それ以外にも、スタディーと称する勉強会に参加したり、ポータルサイトのカフェに大量にそういった勉強会カフェがあるので、そこに入るという方法もあります。
とにかく、少しでもまとまったお金があったら絶対に銀行にジッとためておかず、こういった運用で少しでも増やそうとするのが“東学アリ”なのです。
ではまた!