韓国への入国(現在まで)
仁川国際空港からの入国
こんにちは。ソウルでマシルのハッシーです。
日本ではそろそろ豪州やニュージーランド、ベトナムなどからごく少数の入国が許容されるようです。
こちら韓国では、自国民の韓国人についてはもちろんずっと入国が可能でしたが
新型コロナウィルスの感染拡大が深刻な外国の人の入国についても完全な締め出しではなく
一定の手続きのもとで可能ではありました。
しかし、2週間の自宅隔離が現実的にはとても大変なので、
実際に人の往来はほぼなかったと言っても過言ではないです。
そんな中で4月の末に東京から入国した友人がいました。
彼女は韓国人(韓国籍)で、日本では永住権を持っていますが、唯一の同居家族である配偶者が
ソウルに在住中だったため、自宅隔離を覚悟の上で韓国に入国したのでした。

日本でのPCR検査や空路での入国への対応など、お寒い感じで海外に在住する日本人としては
本当に不安を感じさせるものでした。
では、韓国の入国時の対応はどうだったでしょうか?
友人が自宅隔離が解けたあと、本当に数年ぶりに再会していろいろと聞いてみました。
友人の話によると、
仁川空港に着いたあと、新型コロナウイルスを疑うような症状があるかないかに分けられます。
PCR検査をして、陽性の場合はすぐ入院隔離にされると思いますが、
彼女の場合は、症状がなかったので、公共交通機関を利用して2週間の隔離先に行くことになりました。
自宅などで1人でいられる場合は、タクシー、電車などを利用して帰ることができます。
そういった隔離先がない場合は、国が準備した河南(하남)などにある公務員宿舎などにバスを利用して移動します。

友人の場合は、配偶者が別の家(たぶん実家)にいることにして、自宅で2週間の隔離生活を送ることになりました。
自宅は幸い麻浦でしたので、仁川空港からタクシーに乗ることに。
この場合のタクシーは、運転席のある前部の座席と乗客が乗れる後部座席の間を完全にビニールシートで
遮ってあったそうです。金額は個別の金額ではなく、政府に決められた一定の金額だったそうで、
ソウル(서울)地域はいくら、京畿道(경기도)はいくら、というふうに決まっていたそうです。
座席からグルッと大きなビニールシートで覆ってあって、そこに座るように誘導されたとのこと。
ちなみに空港から地方へ行く人の場合、KTXが利用できます。
一般の利用者が乗車する号車とは完全に別に特別利用者用の号車が用意されていて
その利用者が降りる駅では、一般の利用者が先に降りたあと、
数分後に特別号車から陰性の人たちが降りてくるわけです。
友人は、家につくまで誰とも接触せずに無事に戻って、
その後は麻浦区庁(마포구청)からのチェックの電話やテレビ電話で、陰性かどうかを確認。
それから抜き打ちで何回か区庁の担当者が訪問してきて、玄関先でカメラを通じて本人確認をしたそうです。
韓国では、自宅隔離を破って外出したり、外をこっそり散歩したりする人が何人かいて
罰則を強化した経緯があるため、陰性からの経過確認だけでなく、
本人がおとなしく自宅でいいこにしてるか、これも重要なチェックポイントなのです。
“食べ物はどうしたの?”という質問には
玄関先にお弁当を届けてもらったり、ソウルに住んでいる兄弟や配偶者が
数日に1回ずつ食材を買ってきては玄関前に置いてくれたそうです。
そしてチャイムをピンポンして、兄弟や配偶者は10メートルほど離れてエレベーターホールのあたりに。
友人が玄関を開けると、顔は見られるという、
涙が出るようなやり取りをしていたとのことでした。
自宅隔離が解けた後も、日本から帰ってきた、と言うと、何となくぎこちない雰囲気(?)になるので
あまり人とは会ってない、オンニ(私のこと)がほぼ最初に近いよ、ということでした。
日本から来たから、というよりも、海外からの入国者ということで
ちょっと周囲に気を使わざるを得ない雰囲気みたいです。
最近はまたクラスターが散発的に結構な規模で発生しているので心配ですが、
本当に!日本の品物で必需品とかを買いたいから、そろそろ本気で東京に行きたい。
でも、それよりも健康で、大きな問題もなく、この時期を乗り越えることのほうが大事なので
もう少し我慢したいと思います。
皆さんもお気をつけて。
ではまた!