韓国語で使われるキツネと熊とは

 

 

 

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韓国語によく出てくる表現

 

 

 

 

こんにちは。ソウルでマシルのハッシーです。

 

 

タイトルからして分かりにくい今回のテーマ。
しかし、最後まで読んでいただければ割と会話によく出てくる話だったな~と思っていただけると思います。
韓国語で“キツネ”と“熊”は女性に対して使われる表現です
では早速行ってみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キツネとは?

 

 

キツネって、日本でも昔話によく出てくる動物ですね。
でも神社の守護とか、何かの祟りの根源とか、油揚げを食べて… というふうに謎めいていたり、少し怖いイメージだったり。
日本でもそんな感じですが、韓国でもそれと似た感じの印象をキツネに持っています。
つまり、キツネは人をもてあそぶのが上手だったり、自分の目標のために心の中で思ってることとは違うことでも表情に出さずに演じたりする。
ちょっと二重人格的なイメージ。
ですから、基本的には簡単には信じちゃいけない、ちょっと小悪魔的なイメージです。
“여우”つまりキツネは、そんなイメージなので、男性をうまく手玉に取るような女性のことを“여우”と言います

 

例えば女性仲間でも、調子がよかったり、人受けはいいけど、女性同士になると気難しくなるような女性。
韓流ドラマに悪役で出てきそうなキャラですが、まさにそういうタイプが여우です。
そして周囲から“あの여우!”と言われるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

熊とは?

 

 

そうなると気になるのは熊のほうですね。
1のキツネに関する説明を読んだ方は、熊のこともある程度は想像がつくかと思います。
熊のイメージを考えてみると、ちょっと鈍くさい感じで、純粋で朴とつとした感じ。
でも愛きょうもなければ、相手に合わせて気を使ったり、雰囲気を盛り上げたりすることもない。
皆さんがよく知っているハチミツを抱いている熊さんキャラのイメージそのものを女性に例えてる感じです。

 

韓国では、熊さんのイメージイコール“鈍くさい”と相場が決まっています。
だから女性に対しても“곰 같다”と言えば、つまり… ちょっと鈍くさいとか、空気を読まない、色気がない、男ウケしないというような意味が複合的に入っています。

 

 

 

 

 

 

 

韓国語ではどう使われてるの?

 

 

しかし。
最近は女性も積極的で自己主張をしてくれるほうが魅力的、という時代になりました。
見た目も魅力的でトークも魅力的な女性のほうがいい、だから多少は表と裏の顔が違うくらいのほうが男性からすれば魅力的だ、だから여우でもいい、と考える風潮になってきたんですね~。
それに男性は単純だから(?)、女性が여우になってうまく夫を操れるような妻であるくらいがいい、という風潮に変化してきました。
つまりキツネさんがイメージアップして肯定的に捉えられてるということ。

 

韓国語では“곰 보다 여우가 낫다”(熊よりもキツネのほうがましだ)とか
“여우하고는 살아도 곰하고는 못 산다”(キツネとは暮らせても、熊とは暮らせない)とかいう完全に男性目線の慣用表現があります。
両方とも、とどのつまりは“鈍い感じで女性としての魅力が少なそうな熊タイプの女性よりは、少し二重人格的な性格でも、あれこれ気を使えて男性をうまくあしらえる女性となら末永く夫婦生活をできる”という考え方。

 

 

実際に、適齢期の男性の口からは何度も聞きましたし、適齢期の息子を持つ母親の口からも何度も聞きました。
そういう女性を伴侶に選んでね、と息子に望んでいるわけですね。
”男性からすると、自分の前でかわいいフリでもいいからしてくれる女性のほうがかわいいですよね。(らしいですヨ)

 

 

どうして熊なの?

 

ところで、熊がどうして慣用表現に出てくるの?と思う方も多いかと思います。
韓国の建国神話の中に、檀君神話というのがあって、大昔、トラと熊が神様に人間になりたいとお願いしたところ、ヨモギとニンニクを食べて日の当たらない洞窟で100日間いたら、願いをかなえてあげると言われたのですが、トラは耐えられずに出ていってしまい失敗、熊は100日間を耐えたので女の人に生まれ変わって神様の息子の恒雄と結婚しました。そして生まれた男の子が朝鮮を建国した檀君だ、という神話です。
ここから、韓国では熊というと女性のイメージ?があるのです。

 

 

じゃあキツネは?

 

これはズバリ、韓国ドラマでご覧になった方も多いかと思いますが、尾が9本もあるというキツネの妖怪“九尾狐”から来てます。
九尾狐は必ず女性ですよね。
そして妖術を使って男性を惑わすというか、かどわかすから、危ない存在だ、というわけです。

 

 

 

恋敵の女性について“あの女ギツネ!”と言う人もいますけれど、“저 여자는 꼬리가 아홉 개 달려있다”(あの女は尾が9本もついてる)などと言う表現を使う場合、これは“九尾狐”のことを指していて、つまり“あの女は裏と表があって手練手管で私の好きな彼を手玉に取ってる”というようなことをギュッと凝縮して表現しているわけなんですね~。

 

 

 

長々と書きましたが、こういう表現を聞きながら韓流ドラマを楽しんでいただけたらいいなと思うので、これからもこういうネタをシェアしていきたいと思います。

 

 

それではまた!

 

 

 

 

 

 

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