6月 韓国は護国報勲の月
戦死者を祀る6月
こんにちは。ソウルでマシルのハッシーです。
6月。日本では梅雨入りとか、紫陽花とか、蒸し暑いとかそんなイメージの月でしょうか…。
こちら韓国の6月とは、朝鮮戦争を忘れない、国のために戦死した人々を祀ったり、
それ以外にも国のために命をささげた人を祀ったりする月です。
日本では8月が同じようなイメージでしょうか?
8月になると、テレビでもさまざまな番組や企画、映画の放送で
戦争ものがグッと増えてきますよね。
韓国ではそれが6月です。

(6.25当時、捕虜収容所があった巨済島の捕虜収容所跡地にある記念公園)
韓国では、いまだに北には理念の違う北朝鮮があるため、
韓国という国が今まで維持されることに命をささげた人に対する敬意を忘れてはならない、
という動きが、(外国人である私の感覚からすると)
国が経済的に余裕を持てば持つほど、盛んになってきている気がします。
ちなみに龍山にある戦争記念館の入り口には大きな垂れ幕が張り出されますし、
テレビでも夜の特別番組などで6.25(朝鮮戦争のこと)に関する特集記事が
頻繁に放送され始めます。
政治的な葛藤が大きい韓国では、国全体が統一した感情や見解を持てる、
数少ない歴史的出来事の1つが6.25だからです。
ちなみに一定の基準に達すれば、男性は全員が兵役につかなければいけない韓国ですが、
そんな中で直系家族(つまりお父さん)にベトナム戦争などによる戦死者がいると
兵役が免除されるなどの保護政策も一部では残っています。
それ以外にも、(最近は変わったかもしれませんが)両親が一定以上の年齢で一人息子だったり、
何代にもわたって一人息子だったりすると、同じように現役兵での徴集を免れることがあります。
以前、ある日本人がサングラスをしてピクニック気分で
銅雀にある顕忠院に出かけた人を見た、という話を友人の韓国人から聞いたことがあります。
韓国人にとっては、6.25や8.15(日本からの解放記念)は特別な感情を呼び起こす日ですので
そういう時は配慮したいものですね。
私たちも8月になると終戦記念日を思うのと同じことですから。
ではまた!