漢字は知らないけど
漢字語は日本以上に?
こんにちは。ソウルでマシルのハッシーです。
今日は韓国語の中でかなり多く使われている漢字語についてシェアしたいと思います。
漢字語って何か?
では、そこからスタートしてみましょう。
漢字語とは、ひと言で言えば、中国から伝来した漢字で表記する単語のことです。
漢字に音読みと訓読みがある場合、音読みのほうは大抵が中国から伝来した読み方で、訓読みは本来の日本語で使われていた意味と同じ漢字に、その読み方をつけた読み方… 説明が変な感じですが、例えば“大きい”の“大(おお)”は訓読み、つまり本来の日本語で、“大小”の“大(だい)”という読み方は中国から来た読み方、つまり“大小”は漢字語となるわけです。
ちなみに韓国語で“大小”は“대소”と読みます。
さて、日本で初等教育を受けた方々は、小学校1年から6年間、国語の時間に漢字を小分けにしてずっと習って来ましたよね。しかも最近は漢字検定が人気で、かなり難しい読み方の漢字まで読める人が増えてきた気がします。
日本で使われている漢字は、戦前と違って少し簡略化された日本用の漢字が多いですね。
まったく同じ漢字でも、香港や台湾で流通している漢字は、日本でいうところの旧字体。
その旧字体が、韓国でも読まれています。
ここで“読まれている”としたのは書かれていないからです。
韓国では1980年代後半に漢字教育をストップし、ハングルで純粋な韓国語(朝鮮語?)を前面に引き出した教育をしようという流れが起きて、当時の小中学生だった人は漢字をまったく習わずに義務教育を終えてしまい、自分の名前も漢字で書けないという状況が生まれました。その人たちが現在の40代に該当します。その人たちの中には個人的に漢字をならった、という人ももちろんいますが、多くはまったく学習せずに成人してしまっています。
しかし、韓国語を学習している方々ならお分かりかと思いますが、
韓国語には漢字が語源の言葉が相当数あります。研究資料によると、一般的に使われる韓国語の65%ほどが漢字語で、35%ほどが純粋な韓国語と外来語という構成になっています。
純粋な韓国語とは、例えば하늘、 꽃、 땅 などで、これを漢字語にあえて変えるとすると공(空)、 화(花)、 토(土)という漢字になります。
これは日本語でも同じような使い方ですから、日本で初等教育を受けた方々は理解が早いと思います。だから日本語ネイティブの方が韓国語を勉強する時は、まず漢字の韓国語読みを勉強すれば、あとはパズル型式に組み合わせて発音していけば、ある程度は漢字語がすぐ読み書きできるようになるわけです。
ここまでは日本語を母語とする人にとっては“そうだね~”と思える、比較的シンプルな話なのですが、漢字圏でない地域出身の韓国語学習者にとって、これは非常に難しい問題です。
漢字を知らないわけですから、最初はシンプルな韓国語を勉強していて、“よし、これを暗記していけばオーケーだ”と思っていたのに、ある日突然“나라는 국가라고도 합니다.”とか言われて(?)となるわけです。나라だけ覚えてればいいんじゃなく、국가というまったく同じと思われる単語も覚えてないと、ニュースとかで理解できなくなるし、難しい資料を読まないといけない留学生などは本当に大きな障壁となってしまうわけです。
まあ、それででも韓国語はまだマシと私は思っちゃうんですけどね…。
だって漢字語の読み方はほぼ1つで日本語みたいに音読みと訓読みなどに別れていないので、とにかく1つ読み方を覚えればいいからです。
日本語の場合は、1つの漢字で少なくとも2つ、多ければ3つも4つも読み方が違いますよね。
ですから、外国人で漢字を読みこなせる人はかなりの努力をしている、という意味で
それだけでも尊敬に値するな~と思ってしまうんです。
こちらは韓国ポータルサイトの漢字辞典の一部

話は戻って、韓国語で漢字の読み方を覚えるのは、
辞書の付録についている漢字の読み方や、韓国のポータルサイトで漢字を打ち込んでみると、その読み方がすぐ出てきます。
そこで部首ではなく、旁(つくり=右側の部分)で読み方をシリーズ的に覚えてしまいましょう。
もちろん例外もありますから、1つ1つ確認することはお忘れなく。
でも、こうして覚えていくことで、ハングルで読んでも“この読み方はどこかで聞いた響きだぞ”となって、一気に語彙が広がる手助けになるのです。
あ~~ 途方に暮れると思うなかれ。
TOPIKで上級にいけばいくほど漢字語力のある人のほうが楽に実力を伸ばせます。
파이팅~!
ではまた!