子育てへの考え方

 

 

これは日韓の差が大きいです

 

 

 

こんにちは。ソウルでマシルのハッシーです。
今日は以前から少し気になっていてたことをシェアしたいと思います。
それはズバリ、子育てに対する姿勢の日韓の違いについて。
前もって白状すれば、私は日本人のごくフツーな両親の下に育ったので、ちょっと昔チックな“他人にご迷惑をかけちゃいけません”型の躾を受けたと考えています。
日本で育った多くの方も、多かれ少なかれ人に迷惑をかけるな、自分勝手はするな、みんなに合わせろ(極端でしょうか?)的な教育を受けたのではないかと思うのですが、
そういう方は韓国でも特に都市部、ソウルでの子どもの育て方を間近に見ると、ちょっと驚くかもと思います。

 

 

 

一昔前までは、レストランなどで大声を出したり、走り回ったりしている子がいても、親は叱らないという光景をよく目にしました。なぜ叱らないのか。
それは“우리 아이 기 죽이면 안된다”元気さを親の躾で抑えつけてはいけないみたいな考え方が主流だったからです。だから、そういう子に他人の大人が注意すると、むしろその子の親からクレームをつけられたりするようなことも冗談ではなく、あったのです。
その後、そういう躾に対する否定的な視線が増えて、今はそんな子はあまり見なくなりました。
それでもバスや地下鉄の中で、ずっと“엄마 저거 뭐야?” “엄마 저거 뭐라고 읽어?”とずーーーーーーーーーっと母親に話しかけてるような子は目にします。
日本だったら“しーっ”と言われて、静かにさせられちゃうんだろうけど、ソウルの親はそんなことは言いません。延々と子どもの質問に答え続けてあげる親がほとんどです。

 

 

 

ここまで読んだ方はもう、お分かりになったかと思いますが、今回のハッシーは韓国の子育ての姿勢には否定的な視線でものを申しております。
どうぞご了解くださいませ…。
これだけは韓国人の意見にまったく賛成できないのですよ…。

 

 

 

 

 

だから中高生になっても、街なかを走り回る子がいて、街角でぶつかってしまうということがよくあるんです。
昨年、韓国のパッケージツアーでフランスの高速鉄道に乗った時。
同じツアー内に母子連れが1組いたのですが、子どもは小6くらいの男の子で、それまでは親の言うことをよく聞いて、おとなしくしてるなと思っていました。
しかし高速鉄道(指定席)に乗ると、窓際の席がいい、といういことで私が席に行った時にはすでに私の席に座って外を眺めていました。
まあ、外を見たいなら、それは譲ってあげてもいいよ。と思ったけど、その母親も“息子が窓際がいいと言うので”と言ったきり、自分も窓際に座っているのです。
つまり、赤の他人の私が席を譲ってあげて終わり。
何か違うんじゃないか?と思ったけど、ツアーでずっと顔を会わせるので、まあいいかと我慢しました。

 

 

 

最近も、知り合いのママさんが日本に行った時、指定席の電車の中で窓際に座りたいと大泣きする息子に困って、隣の窓際に座っていた日本人のおじさんに席を譲ってほしいと頼んだけど、断られた、日本人は冷たいと思った!と言う話を聞いたことがあります。(満席でほかに席がなかったらしい)
皆さんは、どんなふうに感じますか?
私は最初、その日本人男性は、すでに隣で大泣きしている子どもを静かにさせないことにイライラしてただろうな、ということと、韓国人に対して友好的ではない人だったのかな、という2つのことを想像しました。

 

 

 

 

 

しかし、その話を聞いていて隣にいた韓国人の友人が“米国でも席は譲らないよ”と言ったのです。
確かに日本でも、親は子どもに我慢を覚えさせるし、知らない人に自分の子どもの都合で席を譲ってくれなどとは言わないですよね。
そういう意味で、その日本人男性は、“あなたの子どもの躾方に異を唱える”という意味で席を譲らなかったのかも知れない、と気づいたのです。
まあ、そこまでジェントルな人がどれだけいるかは分かりませんが、欧米でも子どもへの躾を優先させるだろうな、とその時は思ったけど口にしませんでした。

 

 

 

こんなふうに韓国では子どもがかなり権力?を持っています。
いいか、悪いか、というだけの視点で言えば、日本での価値観を持っている私からは決して気分のいい光景ではありません。
しかし、特に自分の血縁、子孫を人前でかわいがることに重点を置くことをいいことだと考えている韓国人の考え方には、あらかじめある程度の予備知識を持っていたほうが
少なくとも韓国で驚くことが1つ減ります。

 

 

韓国の教育熱が超がつくほど高いのも、私教育にお金をつぎ込むのも、根本的なところにそういう子どもへのあふれる愛情があるからなのです…。

 

今回はこの辺にします。
ではまた!

 

 

 

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