少々 お品はないけど
“チョ”が頭につく言葉
こんにちは。ソウルでマシルのハッシーです。
韓国ドラマでも特にラブコメ系で、口げんかとかが多いドラマや気性の強いお母さんが出てくるようなドラマってかなりありますよね。
ちょっと言葉は速いけれど、聞き取ろうとしているうちに“何だか聞き取りにくい”と思うような会話が多い方は、案外いらっしゃると思います。
“どうして…?”
何だか実力が伸びてないみたいでちょっと悲しいですよね。

でも、実は韓国語は日本語とも少し違って、話し言葉の変化が豊富なことで有名な言葉です。
ただしい言葉(または標準語)として辞書に登録される単語とは別に、方言だけでなく俗語とでもいいましょうか、少し変形した言葉が多いというわけです。

それ以外にも単語を強烈に表現するために、単語の前後に音を追加して程度の激しい表現にする言葉があります。
日本語でも“食べる”を激しくすると”食らえ”、命令形だと“食らえ”となりますね。
韓国語では、こういう表現を普段使い(?)にする場合が多いんです。
気性の強いお母さんが息子や娘に対して使ったりしちゃうわけです。
それが“처”という言葉です。
“밥이나 처먹어!” (早くごはんを食え!)
“빨리 처자!” (さっさと寝ろ!)
こんな感じですね。
ここには当然、子どもや親しい人同士の愛情が感じられるわけですから、
単にばり雑言だとは言い切れないわけですが、いずれにせよ正しく美しい韓国語といえるかというと微妙なわけですから、
こうして文章にすれば分かるにしても、会話でペラペラやられると聞き取りにくい、というわけです。
それ以外にも
“처 돌아다니다(歩き回ってる)” ”싸돌아다니다(歩き回ってる)” ”처맞고 있다(ぶん殴られてる)” などなど…
(こうして書いてみると、ちょっと살벌…)
でも、ブラックコメディー的にクスッと笑えるから、不思議なニュアンスというものです。
ですから、あまり深刻には受け止めないのもポイントですね。
それ以外にも“韓国語は最後まで聞かないと分からない”と言われるように
最後まで聞くと、想像していたのと意味が違った、ということもあるわけですから
ドラマでも何でも、とにかくネイティブが話す韓国語を何度も聞くしか方法はなさそうです。
ではまた!