私が韓国語を始めた理由 その1
きっかけは修学旅行でした。
高校生だし、事前のお勉強は多少したとしてもほぼ興味なし。
ただただ初めて海外に行くということで、韓国に薄い関心を抱きました。もともと近代史に興味があったので、日本の植民地統治を経験している韓国には、 そういう意味では関心を持って修学旅行に行きました。
実際には今からは想像もできないような軍事政権の重苦しさと、日本語を完璧に話す 高齢者との偶然のふれあいなどがあって、帰国後は大学も韓国語が学べるといいななんて 思い始めていました。
でも、当時は韓国語を学べる大学と言ってもいくつかの国立大学と、家から遠く離れた 関西地方にある私立大くらい。頭の中が文系な私は国立を受けるだけの根性もなく、独文を 専攻する大学に進学したのでした。
そこで大学が長い休みになると、ほぼ毎年ソウルに遊びに行きました。
高校の時に交流会で出会った友達の家に個人的(?)にホームステイしてみたり、日本で 知り合った留学生の家におじゃましてみたり。
そうこうしているうちに就職活動の時期になりました。
当時の日本では韓国企業で“検討対象”にできるのは財閥企業の日本支店か、韓国の銀行の東京支店などでした。幸い(?)私みたいなオタクな韓国ウォッチャーと、在日韓国人などが最も好むような財閥系の日本法人に就職が決まりました。
でも、社内の構成は日本人が7割くらいだったので、基本的に仕事の進め方や物事の考え方は(いまから思うと)完全に日本企業でした。
ただ、私が所属していたチームは役員のサポートをするチームだったので、
ソウルからエリート意識の高い、かつ能力もあって韓国では一流大を卒業した人が
駐在員として来ていましたので、
1)仕事内容は普通の事務仕事だけではなく、韓国的な価値観が主流だった
2)イザという時、重要な話は韓国語で進められる
上記のような環境でした。
そこで、妙な開拓精神があった当時の私は、韓国語で仕事がしたい!と一念発起。
独学で韓国語を習い始め、6か月ほど先生について勉強した以外は、
すべて会社の駐在員との会話中心で韓国語レベルを上げていきました。
続きは次回へ。