韓国の地方を勝手に例えてみる

ソウルは東京で釜山は大阪 それ以外は?

 

 

 

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韓国の地方都市をどれくらいご存じですか?

 

こんにちは。ソウルでマシルのハッシーです。
ソウルは春を通り越して初夏の陽気です!今日はなんと28度。
韓国では、春と秋がますます短くなっていくと言われて久しいですが、本当にどんどん温暖化してる感じで、うれしいような心配なような複雑な気持ちです。

 

さて、今回は“ちょっとここらでキッチリさせておこう”特集。(勝手に言ってるだけ)
実際のところ韓国の地方都市って、韓国人からはどう映ってるの?というところを少し探ってみたいと思います。

 

 

日本の地方都市と比べつつ

 

例えば釜山(부산)は、日本でも有名な韓国の大都市。慶尚道(경상도)にあって方言も人々の気性も日本の大阪に似ているとは、日本をよく知る韓国人が口をそろえて言うコメントです。それは例えばどういう部分が?と思うでしょう。

 

 

ぶっちゃけて書きますが、彼らが言うには、言葉遣いが強めなところやソウル(서울)と料理の味つけに差がある点、ソウルに対抗意識を持っている点、何よりもオバチャンのキャラが強烈で無敵だという点だそうです。笑
私も今までの経験から、特に後半の2つは同意… します。

 

 

ほかの地域出身の人は、ソウルに来ると方言を直すし、直るのですが、慶尚道の人は方言を直さないし、直らない!と主張します。これって…。関西・大阪の方々には申し訳ありませんが、ちょっと近い感じがしませんか?

 

 

ここまで書いて、この先を書くかどうか、急に悩んでしまいました。でも、ほかの地域こそ、日本の地方と比べたらどんな感じなのかを知りたい人が多いでしょうから、勇気を出して(?)シェアしてみたいと思います。

 

 

 


 

江原道(강원도)はどんな位置づけ?

 

 

江原道は、ソウルがある京畿道の東側、日本海に面した地域にある、韓国では最も寒くて昔から山深い地域。
日本海側にある江陵(강능)は比較的温暖ですが、内陸の鉄原(철원)や春川(춘천)などは、真冬になると零下20度にも下がります。現在の江原道は現在の北朝鮮側にも続いていますが、今は南半分が韓国領です。そのため方言は北朝鮮の方言と似ています。語尾が上がる感じで、韓国人からするとあか抜けた感がない?というイメージのようです。

 

 

しかし春川などから西は京畿道にも近いためか、最近ではほとんど方言らしい方言がなくなっています。
山間地のため、主な食料は昔からジャガイモやそば、チョウセンアザミなどを小量の米や小麦粉に混ぜて食べていたので、今でもご当地グルメはマッククスやメミルジョンなどが思い浮かびます。

 

 

江原道の道庁所在地は江陵で、もう1つの市街地は原州(원주)です。しかし、最近は京畿道に近い春川が最もスポットライトを浴びています。
「冬のソナタ」で有名な観光地も近いですし、タッカルビでも有名です。日本のイメージだと仙台とか、そんな感じでしょうか。はやり東北に近いイメージかなという感じがします。

 

 

 

忠清道(충청도)は名古屋なイメージ

 

忠清道で大きい街は、直轄市の大田(대전)を除いて、忠州(충주)と清州(청주)が大きい街です。ここも独特な方言を持っていて、韓国人の中では直言を避ける表現を使うため、本音が分かりにくいと言われているようです。先日、チャ・テヒョンとイ・スンギのバラエティー「ソウル田舎者」で、清州特集の時に、ハン・ヒョジュとイ・ボムスがいろいろと説明していました。

 

 

大田は、ソウルとも釜山とも違って、中間地点のイメージから名古屋に近いのかな、と思います。独特な方言があるイメージも近いかもしれません。

 

 

 

全羅道전라도と慶尚道のイメージは、難しい

 

次は有名な全羅道(전라도)。道庁所在地は光州(광주)です。百済(백제)のあった扶余(부여)や食の宝庫、全州(전주)がある穀倉地帯です。
隣り合わせの慶尚道や北の忠清道とまったく違う方言で、独特の抑揚と語彙が特徴的。なぜか韓国でヤクザというと、光州方言を使う人が出てくるのですが、
つまりそういうイメージがあるようです。(最近は慶尚道の釜山方言の設定も多いです)

 

あとは、女性が料理上手(であるべし)というイメージも強いです。
韓国料理は“手の味(손맛)”というんですが、全羅道の女性は手の味がいい、というふうな言われ方をします。同じナムル(나물)を作っても、ひと味違うんだそうです。
日本の地方都市に例えるのは… 1か所に当てはめるのは難しくて、しばらく悩みました。

 

 

今のところは… 該当なしということにします。

 

 

釜山は最初にお話ししたとおりですが、韓国で現在、慶尚北道(경상북도)の都市は大邱(대구)です。ここは古都の慶州(경주)のそばにあって、近代は歴代大統領の出身地だったため、経済発展がめざましい地域でした。全羅道の光州と同じような感じで、慶尚北道の大邱の方言もかなり強いです。

 

 

日本で言うと、京都と大阪の中間地点というイメージですが、そのどちらでもないイメージなので、日本に似たような都市は該当なしにしたいと思います。
でも、姉妹提携都市は広島です。

 

 

済州島(제주도)は沖縄ですね、やっぱり

 

 

済州島は文句なしに沖縄と似てますね。
言葉が陸地の言葉とかなり違うのも同じですし、本来は独特の文化を持っていたのも同じ。
済州島も悲しい歴史を背負っています。

 

 

仁川(인천)は日本だとどこ?

 

仁川は、韓国でも大都市の1つです。京畿道にあってソウルに通勤できる距離ながら、港町ですから、やはり横浜に近い感じでしょうか。
仁川は歴史的にも横浜と同じような苦難の道を歩んだ経緯があります。ただ、イメージとしては、横浜のような“洗練”とか“おしゃれな”イメージは残念ながら少ないようです。

 

 

実際にはソウルと釜山、大田と江原道くらいが似てる都市がある程度ですね。
やはり、こういう無理なネタは今回だけにしておきたいと思います。笑

 

 

ではまた!

 

 

 

 

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